2024 Aug. 31.
クラウドストレージのディレクトリ構成の確認
$ rclone lsd MYCLOUD:/DIR
- MYCLOUDの途中からタブ補完されるので、ディレクトリ名が不明でもかまわない。
- 直下のディレクトリのみが出力される。
- "rclone lsd MYCLOUD:/"でタブ補完すると / 直下のディレクトリとファイルが表示される。
- "MYCLOUD:"でクラウドドライブを表すので、":"を付け忘れないこと。
"rclone sync"コマンドでのディレクトリの同期について
rclone sync /DIR-A/DIR-B remote:/DIR-A/DIR-B
ローカルの変更をクラウドに同期する時に有益。
rclone sync remote:/DIR-A/DIR-B /DIR-A/DIR-B
クラウドの変更をローカルに同期する時に有益。
(google Geminiより)
ケース1:ローカルのファイルが新しい場合
- rclone sync /DIR-A/DIR-B remote:/DIR-A/DIR-B: ローカルの変更がリモートに反映されます。
rclone sync remote:/DIR-A/DIR-B /DIR-A/DIR-B: ローカルの新しいファイルで上書きされる可能性があります。(オプション設定によっては上書きされない場合も)
ケース2:リモートのファイルが新しい場合
rclone sync /DIR-A/DIR-B remote:/DIR-A/DIR-B: ローカルのファイルがリモートの新しいファイルで上書きされます。
- rclone sync remote:/DIR-A/DIR-B /DIR-A/DIR-B: ローカルにリモートの変更が反映されます。
ケース3:ローカルとリモートでファイルが異なる場合
- rclone sync /DIR-A/DIR-B remote:/DIR-A/DIR-B: ローカルの変更が優先され、リモートがローカルに合わせられます。
- rclone sync remote:/DIR-A/DIR-B /DIR-A/DIR-B: リモートの変更が優先され、ローカルがリモートに合わせられます。
"rclone copy --update"コマンドでのファイルの同期について
rclone copy --update /DIR-A/FILE-B REMOTE:/DIR-A/
ローカルの /DIR-A/FILE-B の変更日時が、リモートの REMOTE:/DIR-A/FILE-B の変更日時よりも新しい場合のみ、ローカルのFILE-Bがリモートにコピーされる。
rclone copy --update REMOTE:/DIR-A/FILE-B /DIR-A/
ローカルの /DIR-A/FILE-B の変更日時がリモートの REMOTE:/DIR-A/FILE-B の変更日時よりも新しい場合はコピーが実行されない。
ローカルの /DIR-A/FILE-B の変更日時がリモートの REMOTE:/DIR-A/FILE-B の変更日時よりも古い場合、コピーが実行される。
ローカルの /DIR-A/FILE-Bが存在しない場合、コピーが実行される。